理由その1・・・何をしてくれるのか分からない。 |
上記で説明した様に街で行政書士の看板を見かけたとしても、何をしてくれるのか分か
らないのだから記憶に残らないのです。もっと言えばタウンページやHPで「弁護士」や「
税理士」というキーワードで調べることはあっても「行政書士」というキーワードで調べるこ
とはないのです。
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理由その2・・・単価が安い。 |
行政書士の仕事が8000種類あるといってもその内のほとんどは専門知識がなくとも
簡単にできるもので、手間賃程度の売り上げにしかならないのです。少し調べながらや
ればできるのだからお客さんは自分でやってしまいます。また、内容証明や相続などの
様に弁護士や他の士業と被る業務に関しては「同じ値段なら弁護士に頼もう」という事に
なるので、行政書士は単価を下げざるを得ないのです。
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理由その3・・・行政書士会が役割を果たしていない。 |
行政書士会には会費を払っている行政書士のために行政書士が何をやっているのか
を積極的にアピールする義務があるはずですが、ほとんど何もしてくれません。また、
行政書士会には司法修習のような立派な研修もなければ、他の士業にくらべて雇って
くれる所も少ないので、仕事を覚えるのが難しいという事もあります。
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理由その4・・・企業を相手にしにくい。 |
行政書士の仕事は、他の士業の専門になっていない法律問題と言えます。つまり他
の士業に比べると、それほど専門知識がなくてもなんとか出来るものが多くなっていま
す。企業ではそういったものは担当の人がやってしまいますので行政書士の出る幕は
少ないのです。
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